大阪泉佐野市が「犬税」を検討中。
市では平成18年に施行した市環境美化推進条例で、飼い犬などのふんを放置することを禁じ、今年1月からは、違反者から千円を徴収すると定めている。
ただ、これまでに徴収例はなく、ふん害も改まらないため、今後、市民への啓発や取り締まりを強化。改善されない場合は犬税を導入し、清掃や見回りを行う巡視員の人件費にあてる考えだという。
泉佐野市「犬税」導入検討 ふん害対策で2年後にも[msn.com]
ふん害というか、「ふんを始末できない飼い主」害は問題だと思いますが、一律徴収の税金というソリューションは、インセンティブの付け方として非常に間違ってる気がする。
だって、
ちゃんとしてる飼い主 →「なんでダメな飼い主の始末を私がしなくちゃいけないの?」と不満に思う
ちゃんとしていない飼い主 →「税金払うんだから、ふんも吠え声も噛みつきも飛びつきも行政でなんとかしろよ」と思う
巡視員 →たいして楽にならない
迷惑している住民 →何も変わらない
・・・ってシナリオになる感じしません?
金銭をインセンティブにするなら、もともと行っていた罰金制度の運用効率を上げるべきでしょうけど、難しいですよね。「徴収実績がない」のは運用が回っていない証拠で。そもそもふんをそのままにする現場って、じーっと見てないとわからないですし。
うちの空花も吠え声に関してはかなり周囲に迷惑かけている自覚はあるので、税金での解決ができるなら払いますよ(^_^; でも、ふんは飼い主の問題ですよねえ。
即効性はないかもしれませんが、やるべきは「犬飼育の免許制」では?
飼いたい犬種ごとに、座学と実習で、最低10時間くらいの「犬の世話」(散歩とかふん処理とか)教習を義務づけて、教官のOKが出たら、その自治体でその犬種を買う/飼うことができるようにする。ラブラドールだったら「大型1種」、ビーグルだったら「やんちゃ2種」とか(*^_^*)。
少なくとも「犬の世話の経験のない人による衝動買い」がなくなるだけで、ダメな飼い主は一定数減らせると思うけど・・・どうですかね。
コメント
オーナーライセンス制、賛成! 1票
ありがとうございます!ドッグラン充実法案とともにマニュフェストに掲げて政界進出します(*^_^*)!