社会化CDを聴かせてみる

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皆さんご存じでしょうか、犬の社会化のためのCDがあることを。

以前、盲導犬関連の仕事をしているときに「社会化」の概念(人間社会のあれこれを小さいうちに教えて、人間と暮らせるようにする)とともに「音による社会化」を知りました。確かに、視覚に障害を持った方と街中を歩く盲導犬が、クルマの音に驚いてちゃ困りますもんね。

で、そのとき見せてもらったのはアメリカで作られたという、銃声なんかも入ってるCD。ワクチンが済む前の、外に連れ出せない子犬にそれを聴かせて、盲導犬が仕事中に何かあっても驚かないようにするという話でした。

それを思い出して、米国のアマゾンで「Dog Socialization」とかで検索してみたんですが、なかなかいい感じのものが見つからず、日本のアマゾンで見つけたのがこちら。

犬の社会化CD(ケース)

イヌが聴くだけで克服できる生活音トレーニング『WANモア・レッスン』1枚1,995円。

インドア編(掃除機とか洗濯機とか電話のベルとか)と、アウトドア編(乗り物や雑踏、雷などの自然現象など)の2種類があります。

ボーナストラックに、「聴くだけで犬の免疫力を高めるサヌカイトの音色」というのが入っていたりして、

その音域は、100万ヘルツを越えるとも言われています。そのため人間以上に聴覚に敏感なイヌに聴かせてあげるだけで、より自律神経を刺激し免疫力を向上させ健康の保持増進に繋がります。

と、ちょっとトンデモ系なにおいもしなくもない。(サヌカイトの音色の効果云々は知りませんが、人間に聞こえない100万ヘルツとかの高周波はそもそもCDの規格上録音できないはずなので、高周波が効果の源泉なのであれば無意味だという話。)

犬の社会化CD(中身)

これをうちの空豆と花豆に聴かせてみようと。

いきなり大きな音で聴かせると怖がって過剰なストレスになってしまうので、最初は小さい音で慣らしていくのが大事なんだそうです。

実は、はじめて聴かせたときには、音量を間違えてちょっと驚かせてしまったんです。というのも、CDの構成として小さい音から始まるもので、「あれ、ちゃんと再生されてるのかな?」とボリューム上げちゃって大変なことに。

効果はよくわかりません(^_^; 電話に驚かなくなったり、ドアホンに驚かなかったりするようにはなりましたが、トレーナーの西川先生とかに聞くと、パピーの頃は大丈夫でも5-6ヶ月くらいになると怖がったり、とかがあるらしいので、ちょくちょく聞かせ続けてみようかなと。

#その後、パピークラスでまた別のCDを貸していただきました。これはアメリカのものらしく、救急車のサイレンの音とかがけっこうアメリカ映画っぽくて楽しめます。

社会化CDを聴かせてみる
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