(前回から続いてます)
空豆さんが部屋にいない生活が続いております。
部屋の掃除があっというまに終わってしまう。
水飲みもトイレトレーも洗わないし、シーツのゴミも出ない。
空豆さんの抜け毛が積もらないから、サイクロン掃除機もコロコロも活躍のしようがない。
2回目の入院から約1週間の8月19日の夕方、面会に行きました。
今日はICUではなく、ふつうのケージに移されてるってことは、多少は落ち着いているのかしら。
と、思ったのですが。
今回もケージから出していただいて、本人はひざにのりたがるのですが、その脚に力が無い。ひとつの姿勢を維持するのがなかなかしんどそう。無理しなさんな、とケージに戻すと、上の写真のようにタオルの上にぺたんとなってウトウト。
お腹あたりの皮膚がぽよぽよというか、たぷたぷというか、水が溜まった感じになっているのと、全体的にむくんでるのが気になる。
うーん、なんか一進一退な感じがするなあ。
ふたつ隣のケージでゴロゴロしてたビーグルさん。この病院ではオラフさんとスパイクさんという、PEANUTSに出てくるスヌーピーの兄弟の名前のビーグルさんがいるのですが、こちらはオラフさん。
20日朝、担当の先生からお電話。
まだ検査結果は揃っていないものの、ここまでの状況で最も疑わしいのがリンパ腫(リンパ球のがん)。診断を待つよりも、抗がん剤治療を開始したほうがいい、という判断で投薬開始。
21日早朝、血液の数値が急激に悪化したので輸血しましたとの連絡。どこが出血したのやら。もしくは抗がん剤の副作用なのか。また病院のビーグルさんが血を分けてくれたのでしょう・・・(あとで聞いたらスパイクさんからもらったそうです)。
同じ日の夕方、予約して面会へ。また酸素30%のICUに入っている空豆さん。きょうはちょっと元気そう。なんだろう、血液と呼吸って大事なんだなあと思います。
でも、ウエットな鶏肉を目の前にして何もしてないってことは、食欲ゼロだな・・・。
その場にいらっしゃった先生(治療のデータは院内で共有されていて、処置にせよ説明にせよシームレスにしてもらえます)によると、そろそろ血管への負担が限界に近づいてて、注射や点滴の針を刺しても血管が耐えられない(薬が漏れてしまう)、みたいなことがあるそうで。
いまの空豆さんの場合、出血の危険というのがいろんな面で課題になってる感じ。切ったり刺したりができないから病気を特定するための検査が十分にできないし、体内で出血したりして血液の状態が悪化すると病状も一気に悪化してしまう。この上、血管が厳しくて点滴できないとなったらもう。
- 7月22日(金)初回の通院
- 7月26日(火)血液検査→緊急入院
- 7月30日(土)退院
- 8月3日(水)通院検査・順調
- 8月10日(水)通院検査・不調
- 8月12日(金)深夜に嘔吐・下痢
- 8月13日(土)2度目の入院
- 8月15日(月)CT&内視鏡検査
- 8月16日(火)輸血・面会・ICU
- 8月17日(水)面会・ICU
- 8月19日(金)面会・通常ケージ
- 8月20日(土)抗がん剤治療開始
- 8月21日(日)輸血・面会・ICU