空豆さん緊急入院(その3)

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前回から続いてます)

緊急入院が7月26日、退院が7月30日。この時点で食欲が戻っていたので、それまで点滴で入れていた薬を錠剤で飲むこととして、お家生活が復活しました。薬を飲むのが嫌いな空豆さん。チーズにくるんでもいやがって逃げ回るくらいなので、美味しくないんだろうなあ。

翌週8月3日。血液検査のために通院。数値はいい状態なので、この先、薬の量を減らしていってどうなるかを1週間見ましょう、となりました。

待合室の空豆さん

薬の量を半分くらいに減らして、翌週8月10日の朝。食欲はあるんですけど、あんまりお散歩行きたくない様子。なんかいやな予感。病院に行って血液検査をしたところ、またしても入院前に近い状態まで血液の状態が悪化している。

薬の量と種類を元に戻し、1週間後に数値が回復してから骨髄や内視鏡検査などをする方針に。

この時点で何が悩ましいかというと、早く診断を確定させて、治療をしたいんだけど、十全な検査をするだけの体力(血液力というべきか)がいまの空豆さんにはなく、検査すること自体が危険という。

かといって、放っといても回復するわけでもなく、悪化してしまう。

自宅療養中の空豆さん

しかし1週間を待たず、8月12日の深夜、何度かの嘔吐と、コールタールみたいな真っ黒な下痢。意識はあるし食欲もあるものの、呼吸は浅く身体も若干熱くなっている、ような気がする。

翌13日朝、前回の入院の日のようなふらつきがあったので救急病院に電話。「下痢や嘔吐が続くようなら診察します」うーむ。続くのを確認した方がいいのかどうか・・・(朝早くなのでおそらく空豆さんの状況を知らない方が応対してくださったようで、一般論として話されたのだと思います)。

お昼くらいになるとふらつきもなくなり、呼吸は浅いものの、嘔吐する様子はなく、落ち着いてきた気もする。再度病院に電話。担当の先生の勤務予定的に、そのまま様子を見るよりも、その日に診てもらっておいた方がよさそうだったので、台風の中タクシーで移動。

案の定というか、血液の数字は回復しておらず、黒い下痢は胃腸のどこかで出血してる証拠。おそらく錠剤では成分を充分に吸収できず薬が効いていない。その場で再度の入院を決め、点滴や注射で投薬することでの回復を図ることにしました。再度の緊急入院で、ずいぶん吠える空豆さんを預けて帰りました。

この救急病院では、電話予約すればかなり遅い時間でも面会を許可してくださいます(もちろん病院の状況によると思いますが)。けど、どうなんでしょうね。面会って行ってあげた方がいいのかそうでもないのか。様子を見たいは見たいんだけど、ICUで点滴中の空豆さんに何がしてあげられるわけでもないし、東京のコロナ新規陽性者数が連日2-3万人という状況で片道1時間移動して院内ウロウロしていいのか、というのもあるし。

(続きます)

空豆さん緊急入院(その3)
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